副鼻腔炎

多くの場合 ウイルスや細菌による急性上気道炎(かぜ)に続いて副鼻腔粘膜に炎症が起こり、頭痛、頬部痛、膿性鼻漏といった非常に不快な症状を呈します。
また、稀に副鼻腔内にカビが生えたり、虫歯が元ととなって副鼻腔炎が生じる場合もあります。適切な治療法を選択するためにも、早めの受診に努めましょう。

鼻出血

多くの場合、鼻の前部から出てくるため、止血処理が容易ですが、稀に鼻の後部から出て、止血に難渋し、入院加療を要する場合もあります。早めに受診し、出血点を確認することが大切です。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、学業に支障を来したり、業務効率が低下するなど、社会活動性の低下に大きく関わっていると言われています。くしゃみ、鼻水、鼻づまりでつらい思いをされている方は早めに受診し、治療法を選択するようにしましょう。
一般的には、抗アレルギー剤内服療法、ステロイド点鼻療法で治療を行います。
スギとダニが原因のアレルギー性鼻炎には、舌下免疫療法という治療法が推奨されており、重症の季節性アレルギー性鼻炎については、ゾレア注射療法という新しい治療法もあります。
また、手術療法で鼻内の形態を変えたり、反応する神経を切断する方法もあり、この場合は、手術療法ができる施設に紹介させていただきます。